現場の状況とニーズ
貨物は紙箱入りミルクで、トラックから降ろした後にそのまま倉庫に搬入する必要があり、車両脇での往復搬送や中間での持ち替えを減らすことが求められています。
作業エリアはトラックと倉庫の間にあり、9.6mトラックが含まれる現場では荷台と倉庫の受け入れ位置を接続し、「車から倉庫」までの経路を連続した搬送ラインにすることで積卸のリズムを倉庫側と同期させやすくしています。
ソリューションの接続方法
現場ではスケートホイールコンベヤを使用し、底面が平坦な紙箱を搬送しています。
装置の一端をトラックの荷卸口または荷台につなぎ、もう一端を倉庫の受け入れ位置まで伸ばして、紙箱が荷台から出てきた後に直接搬送区間に入り、倉庫側へ送り込まれるようにしています。
紙箱はスケートホイールコンベヤ上で重力滑動または人力で押して移動し、積み重ねの状況や搬送のリズムに応じて現場で調整されています。
スケートホイールコンベヤ
スケートホイールコンベヤは、底面が平らな荷物(段ボール箱など)向けに設計され、迅速かつ効率的な荷降ろし作業を実現します。搬送負荷は1メートルあたり50kgで、有効幅は500、600、800、1000mmから選択可能です。折りたたみ比は1:5で、コンパクトな構造のため、仮設や柔軟な配置に適しており、倉...
作業手順と作業者の連携
設営段階ではスケートホイールコンベヤを展開し、荷台と倉庫の間まで押して対接・固定して、紙箱が荷台から入った後にスムーズに倉庫側へ届くように確認します。
荷卸し中は紙箱が荷台側からコンベヤに乗り、倉庫側の受け取り位置まで移動します。間隔や積み方に変化がある場合は、人手で押したり誘導したりして連続的な搬送を維持します。
人員の役割では、トラック側が積み込み、倉庫側が受け取りと積み直しを担当し、両端が現場リズムに合わせて協調することでトラックと倉庫側がずれないようにします。
導入後の変化
装置を配置するとトラックから倉庫までの直通搬送経路が形成され、荷卸し工程から「中継搬送」のステップが削減され、「積み込み―搬送―受け取り」の分割された作業にすることでトラック側と倉庫側がそれぞれ現在の工程に集中できるようになります。
また仮設配置としての適応性が高く、スケートホイールコンベヤは伸縮や曲がりが可能なため、荷台と倉庫の位置関係が変わった場合でも対接方法を容易に調整できます。
箱入りミネラルウォーターの降ろし入庫:スケートホイールコンベヤが往復搬送をどのように代替するか




