
現場の状況と要件
7.6メートル貨物車の後部を起点として、アイスクリームを荷下ろし口から冷蔵庫内へ搬送する必要があり、低温環境の維持と貨物の完全性の確保が前提となります。現場では、車両荷台と冷蔵庫の敷居をつなぐスムーズな搬送通路が求められ、繰り返しの人力搬送や積み直しによるコールドチェーン貨物への影響を抑える必要がありました。
本ソリューションの接続方法
マルチウェッジベルト駆動ローラーコンベヤを貨物車後部と冷蔵庫の間に配置し、伸縮機能と昇降機能を活用して荷下ろし口へ正確に接続します。ローラー側の端部を荷台の段差に合わせ、冷蔵庫側の端部を床面に接続することで、アイスクリームが搬送中に衝撃を受けないようにします。この設備は正逆転と無段階速度調整に対応しており、作業者は通路の高さに応じて搬送ペースを調整でき、異なる床面条件にも対応しながら、貨物の安定搬送を実現します。
このコンベヤは堅牢な構造を備えており、複数の成人男性の体重にも耐えられるため、長期にわたる安定稼働を確保できます。
多楔ベルト動力ローラーコンベヤ
多楔ベルト駆動の動力ローラーコンベヤは、多楔ベルト駆動設計を採用し、安定かつ高効率な貨物搬送を実現します。モーター間隔は1,100mmから3,000mmまであり、搬送荷重は1mあたり80–100kgで、貨物の安定移動を確保します。倉庫、工場、物流現場に適しており、信頼性の高い動力搬送ソリューションを...
作業フローと人員の連携
作業者はまず手動でコンベヤの位置を調整し、脚部を固定して、ローラー側の端部を車両後部に密着させ、もう一方の端部を冷蔵庫の床面と同じ高さに合わせます。設備を起動した後、作業者がアイスクリームの箱を並行してコンベヤ上へ押し出し、冷蔵庫側の担当者が荷受け場所で層ごとに整然と配置します。緊急停止が必要な場合は、いつでも制御ボタンを押すことができます。一連の工程は設備と人手が連携する閉ループとなっており、前工程では人手で投入し、末端では整頓・積み付けを行うことで、貨物が途中で頻繁に滞留するのを防ぎます。
以下の動画では現場での作業工程をご覧いただけます。
使用後の変化
ローラーコンベヤによってトラックの荷降ろしの流れがよりスムーズになり、アイスクリームが荷役中に倒れるリスクを軽減しました。冷蔵倉庫側の受け入れ効率も向上し、作業員は品目確認と積み付けに集中でき、荷降ろし全体を低温かつ整然とした状態で維持できます。




